Webデザインを制作するにあたって使用する画像のクオリティは非常に重要で
デザインの仕上がりに大きく左右されますね。
デザインする上で、こんな写真をここに入れたい!とか、自分なりにイメージはあるけど
なかなかドンピシャな画像素材ってないし、クライアントから提供される画像も悩ましかったりする訳なので
自分で写真が撮れる技術も必要かな?なんて思ったりする訳です。
どんな種類のカメラでも構いませんが
少し構図を考えて撮るという意識は、Webデザインをする中でも重要だと思ってます。
例えば、アイキャッチの画像を制作するのに、決められた枠の中で伝わるデザインをしなければいけない訳ですが
写真も共通して言える事がありますよね。
プロカメラマンはファインダーを覗いた枠の中で、情報を伝える事を生業としてますが
WebデザイナーはWebで情報を伝える事を生業としています。
Webデザイナーがプロカメラマンと同じ技術を身につける必要はないとは思いますが
この構図の意識であったり、光源の取り方だったり、非常に参考になるのではないかと思っています。
カメラを持って街に出よう!
僕は買い物でも何でも出かけた時は、常に一眼レフを持って出かけ
赴くままシャッターをきってたりする訳ですが
最初は本当にうまく撮れなくて、何が面白いのかすらわからない状態でした。
友達に見せたりしても「おもしろくない」と言われ
随分と「おもしろい写真とは」という課題に悩まされました(泣)
安い買い物ではないので、やっぱり色々と書籍をあさったりして、どうすればうまく撮れるのか、自分なりに勉強をすると
どの書籍でもまず構図というワードが出てきます。
僕はこの構図で「面白い」「面白くない」が左右されると思います。
代表的な構図が
- 三分割法
- 四分割法
- 日の丸構図
- 対角構図
でしょうか。
僕はこの三分割法を意識する事によって、ものすごく写真が良くなった感じがします。
また構図とは別に下記2点の画像はどっちが面白いと思いますか?
まだまだ下手なサンプルで申し訳ないのですが
上は一輪の花と空という情報があり
下は夕方の様々な花が植えられている公園っぽい場所の花という情報を得る事ができると思います。
闇雲に情報を詰め込みすぎると、結局何を伝えたいのかわからなくなる可能性もありますが
なんとなく下の方が情報量が多く、情景も浮かべやすく良い感じがします。
Webデザインに置き換えると、画像の上に文言で伝える事ができたり
後々、構図や画像調整できたりするので、写真1枚で伝えるカメラマンってすごいなと思う訳ですが
この構図変更や画像調整をする際に、色々と参考になると思うので
Webデザイナーさんは写真を撮る事をおすすめします。
フォントの選択であったり、ジャンプ率であったり
配色デザインがされてなくても、基盤の軸がきちんと整っていれば
いくらその後に、装飾を施したデザインであっても大きく崩れないと思っているので
素材が命
だと思っています。