現場でもクリエイターの集まりの時でも、よく耳にするのが
新人デザイナーの時の苦行の話。
今では笑い話として盛り上がるネタと化してますが
僕は新人の頃、バナー制作と紙も扱っていたので名刺のデザインをひたすらこなしてました。
当時はサイトのデザインをやりたいんだけど…なんてぼやいていましたが
今思えば、これにはちゃんとした理由があるんです。
ポイントは
- レイアウト
- フォント選択
- ジャンプ率(アクセントと強調)
- カーニング
- ベースライン
この辺りの感覚を身に付けてもらう為です。
小さいデザインができないと、もちろん大きいデザインはできないんです。
バナーデザインの制作方法は様々な所で取り上げられています。
- 新米のwebデザイナーが作るバナー制作時のあれ、これ
新人必見!倍速かつ高品質なバナーを作るためのコツを全公開します- 新米デザイナーは知っておきたい、“美しい”バナーを“効率的”に制作するための10のステップ
まずはこの基本的な事をクリアしてこそ、Webデザイナーへの道がはじまります。
先輩や上司に不満を持つのもわかりますが、これは確実にあなたの身になる事ですので、頑張りましょう。
Webサイトの構造
Webサイトは様々なパーツ(コンテンツ)に分かれています。
ヘッダー、アイキャッチ、ニュース、バナースペース、フッターなどなど基本は四角の集合体です。
この四角の集合体の一部を、歯を食いしばって制作してきたバナーだと思ってください。
その限られたスペースの中にロゴや電話番号などをレイアウトしていく訳ですが
このパーツの作り方ってバナーを制作している感覚と似てませんか?
つまり、Webサイトデザインとはそういう物なんです。
基本ができていなければ、応用する事もできません。
まとめ
先輩や上司はあなたをいじめている訳ではありません。
バナー制作は基本中の基本です。
WebデザイナーとしてWebサイトを制作できる立場になったら
バナー単体の仕事は減ってきます。(この時点で気付いてはもう遅い…経験談)
つまりバナー制作ばかりの仕事しかやらせてもらえない(基本中の基本を身につける)のは、新人であるという特権なのです。
仕事を振る立場から本音を言わせてもらうとですね
さっさとWebサイトデザインをして頂きたい訳です。その方が仕事まわるので…